症例17 右上中切歯に対してインプラントを用いて口腔機能回復を行なった症例|福山市御門町の歯医者 やまもと歯科

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やまもと歯科 症例集 『一期一歯』

症例17 右上中切歯に対してインプラントを用いて口腔機能回復を行なった症例

右上の中切歯は、隣の歯と接着剤で応急的に固定してありましたが、接着剤を外してみ接着剤を外してみると、歯の根まで虫歯になっており、

残念ながら抜歯させていただくこととしました。

 

歯を抜いた後の補綴治療(欠損した組織を人工物で補い、審美性や機能性を回復する治療)の選択肢は、

・部分入れ歯

・ブリッジ

・ダイレクトブリッジ

・インプラント

 

等が挙げられます。

それぞれ、メリットとデメリットがあるため、どれが一番優れた方法という話ではありません。

口腔内全体の状況、患者様の価値観、年齢、全身状況等、様々なことを考慮し、ベストな治療法を選択します。

 

本症例においては、患者様と複数回のカウンセリングを経て、最終的に患者様はインプラント治療を選択されました。

 

 

 

 

本症例の詳細

主訴:右上の前歯が折れているので治して欲しい

診断名:右上中切歯 歯根破折

年齢 :26歳(初診時)

性別 :男性

治療期間・回数: 約1年・15回

治療方法:右上中切歯を抜歯後、インプラント埋入を行った。二回法によるインプラント治療を行い上部構造を装着し機能性および審美性の回復を行った。
費用:骨増生および軟組織増生 税込220,000円 インプラント(アバットメント、上部構造込み)税込440,000円(3ヶ月〜6ヶ月毎のメインテナンスの受診を条件に、保証期間内の通常使用による破損には補修対応いたします)

デメリット・リスク:

・骨増生や、インプラント治療は外科処置を伴うため、手術後に、まれに唇、舌、頬、歯肉などの感覚麻痺が発生する場合があります。 また、近接歯、顎、上顎洞、鼻腔に対する炎症、疼痛、過敏症、組織治癒の遅延及び顔面部の内出血(紫斑や黄斑など)が起こる可能性もあります。術後は周囲の組織が腫れることがありますが、ほとんどの場合は、1週間程度で傷口は治ります。

・術中に、歯や骨の状態により手術内容を変更させていただく場合があります。

・喫煙、飲酒は治癒の妨げとなりますので、術後1週間は控えてください。

・術後に処方する薬剤の服用により、吐き気、めまい、眠気、咳、お腹が緩くなるなどの一時的な副作用が現れることがあります。

・治療後の長期安定性は、口腔衛生状態、喫煙の有無、喫煙者の協力度、咬合力、咬み合わせ、骨量、歯肉量、歯磨きの状態等により変化します。また口腔内を維持するためには定期的なメインテナンスが必要になります。

・本症例はインプラント治療の一例であり、手術回数、手術方法、上部構造の固定方法、治療期間など症例ごとに異なります。

 また全ての症例が同様の結果となるわけではございません。

・欠損部に対する補綴治療は、部分床義歯、ブリッジ、ダイレクトブリッジ、インプラントなど、様々な選択肢があります。

どれが優れた手法というわけではなく、症例に応じて適切な手法を選択する必要があります。

 

本症例においては、当該歯は歯根破折を起こしており、治療前の口腔内の歯列、咬合、既存骨、歯周病の程度、はどれも比較的条件がよく、また欠損部の隣在歯(両隣の歯)は生活歯(生活歯髄を有する歯)であり健康な歯質が多く残っている状態でした。

欠損部に対する治療法として、部分床義歯(部分入れ歯)やブリッジより、

インプラントを選択することで、両隣在歯の不要な歯質の削合(歯質を削ること)が避けれたという点、患者様のQOLが向上できたという点では、非常に有益な選択であったと考えております。

 

歯科治療は医院と患者様の二人三脚です。患者様の良くなりたいというお気持ちと、こちらの意向に対するご理解とご協力がなくては良好な結果は得られません。

患者様のご協力に心から感謝申し上げます。

 

インプラント治療のことでご相談されたい方はお気軽にご相談くださいませ。

 

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