お口のトラブルチェック!
- 抜かなくてはいけないと言われた
- 歯ぐきに白いできものがある
- 噛むときに痛みを感じる
- 歯を噛みしめたときに痛みがある
- 歯ぐきが腫れている
- 虫歯がひどくなり強い痛みを感じる
- 歯ぐきにたびたびおできができる
- 歯と歯ぐきの隙間に膿がたまっている
- 安静時にも痛みを感じる
- 入浴中や就寝時に痛みが強くなる
根管治療ついて
歯は深い虫歯や、亀裂、外傷などにより歯髄に炎症や感染を起こすことがあります。
炎症や感染を放置しておくと、歯の痛みや、歯根周囲組織への炎症の拡大、歯肉の腫脹が生じます。
またリンパ節の腫脹、発熱を伴う全身的な影響が出ることもあります。
根管治療とは、根管の徹底的な清掃拡大、根管の完全な消毒、根管の緊密な封鎖を3つの原則として行われます。わかりやすく、歯の治療を家の建築の工程に例えると、根管治療は基礎工事のようなものです。
基礎工事の部分は家が建ってしまうと目に見えない部分ですが、家の土台となるとても重要な部分であると言えます。
治療後の抜歯のリスクを低下させるためにも、根管治療は非常に重要な治療なのです。
当院の根管治療の特徴
CTによる検査
根管治療の画像診査には、通常はエックス線写真を用います。
ただし、歯根が複数あるときや根管の形が複雑である場合、顎の骨の状態によっては、十分な診査が行えない場合があります。 このようなケースでは、歯科用のコーンビームCTで撮影します。
CT画像の優れた点は、歯や骨の状態を立体的に診査できるところです。より正確な診断に役立ちます。
ラバーダム防湿
根管治療における感染防止に役立つのがラバーダム防湿です。
根管治療の成功のためには、雑菌による新たな感染を防ぐことが重要ですが、口の中には多数の雑菌が存在しています。
ラバーダム防湿は、根管治療中の歯をゴム製のシートで隔離し、唾液のなかに含まれる雑菌の侵入を防ぐための装置です。
より早く安全性の高い治療を行うのに役立っています。
マイクロスコープ
根管治療は、歯に開けた穴をのぞき、直径1mm以下の細い根管の中を治療します。根管の数も1つとは限らず、歯によっては4つの根管を治療することになります。
ただでさえ狭くて暗いお口の中で繊細な作業をするためには、マイクロスコープや拡大鏡の使用が必須です。
歯を大きく拡大して診ることにより、感染物質の有無や、出血や膿の状態、以前の治療で使用された古い詰め物の材料などが把握できるようになります。
裸眼では難しい診断も、マイクロスコープを使うことにより正確に行えます。
当院の考え方
CT検査、ラバーダム防湿、マイクロスコープの3つについてはいずれも、必ずしも必要とするものとは考えておりません。
治療の結果を保証するものではなく、必要に応じて併用するものと考えております。
根管治療の流れ
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問診・検査
まず、現在お困りの症状や患者さんのご希望について詳しく伺います。
その後、必要に応じてエックス線写真撮影・口腔内写真撮影・CT写真撮影・顔貌写真撮影などを行います。 -
診断・意思決定
検査結果に基づき、診断結果をご報告します。
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カウンセリング
患者さんのご希望をカウンセリングしたうえで治療方針を決定します。
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治療
治療内容や費用が決定しましたら、治療開始となります。
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治療
治療終了後は、歯の状態や経過を観察するため、定期的な診察を受けていただきます。
期間や頻度につきましては当院から詳しくお伝えします。
根管治療に対する
当院の考え方
歯の治療の多くは失った組織を人工材料に置き換える治療です。
何度も行えるわけではありません。治療回数が多い歯ほど、抜歯に至る可能性が高いと言われています。
昨今では、金属アレルギーの問題や、白い歯がいいという理由で自由診療によるセラミック治療を選ばれる患者さんは多くおられます。
同じように、歯を長持ちさせたいという理由から、根管治療に対する価値に焦点を当てて考えてみられてはいかがでしょうか。
根管治療の料金表
根管治療 | 30,800円 |
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治療期間:2ヵ月、治療回数:5回~8回
根管治療の注意点
- 痛みなどを感じなくなるため、虫歯や歯周病の再発に気づきにくい
- 保険適用外のため、自費による診療となる
症例紹介
当院では、患者さんのお口の状態に合わせた幅広い診療の症例をご紹介しております。