症例36 上顎前歯部にセラミック冠を用いて審美性を改善した症例|福山市御門町の歯医者 やまもと歯科

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やまもと歯科 症例集 『一期一歯』

症例36 上顎前歯部にセラミック冠を用いて審美性を改善した症例

治療前の状態です。

ブラックマージン(青矢印。歯と歯茎の境目付近が黒くなってしまい審美的に不良な状態)となっており、また歯間乳頭(歯と歯の間の遊離歯肉のこと)が下がることで下部鼓形空隙(緑丸の部分)に隙間が空いてしまっています。

ブラックマージンとなってしまう原因はいくつか挙げられますが、以前に被せ物の治療をした歯の周りの歯茎が、年数とともに下がってしまい、被せ物の下の歯が露出してしまうケースが多いかと思います。

本ケースの場合、露出した部分が虫歯にもなっており、見た目だけでなく、このままだと被せ物や、歯茎の下でかくれている部分の虫歯がどんどん進行していくことが危ぶまれます。

過去に根管治療が施されていて、失活歯(歯髄を失った歯)となっている歯の場合、痛みもなく二次虫歯が進行することもあるため、気がついた時には虫歯が大きくなりすぎて歯が残せないような状態になってしまうこともあり、二次虫歯が非常に恐ろしい病気であることがわかっていただけるかと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

治療後の状態です。

被せ物を外して、虫歯を除去し、再根管治療後、セラミックを用いた補綴治療(被せ物の治療)を行なっています。

ブラックマージンの改善と、審美性の高い被せ物、周囲の歯肉が歯に寄り添うように引き締まっており、歯頚ラインは綺麗なスキャロップ(貝殻のような弧を描いた形態)を呈しており、術前にあったエンブレジャー は歯茎で閉鎖されていることがわかります。

エンブレジャー を閉鎖させることにより、審美的な健康観を取り戻すとともに、歯ブラシだけでのセルフケアが可能な清掃性の高い状態を回復することができました。

やまもと歯科においてはセラミッククラウンを用いることでこのような治療が可能です。

歯茎の色や形でお悩みの方はぜひ一度ご相談くださいね。

本症例の詳細

主訴:前歯を綺麗にしたい

診断名:上顎前歯部 二次う蝕、審美障害

年齢 :65歳(初診時)

性別 :女性

治療期間・回数: 約6ヶ月・20回

治療方法:感染根管治療後、支台築造を行い、メタルボンド冠にて歯冠修復を行った。そのほかに全顎的に歯周病の治療を行なった。

費用: メタルボンド冠 税込 185,000円(5年保証付き)

デメリット・リスク

根管の形態が複雑な場合や歯根破折が認められる場合は病態が治癒しない場合がある。

根管治療により、術中、術後に痛みや違和感が出現する場合がある。

通常の根管治療において奏功しない場合、外科的処置や抜歯が必要になる可能性がある。

歯根破折が起き抜歯が必要となる可能性がある。

クラウンは経年的に磨耗または破損することがあり再製作が必要となる可能性がある。

この症例は患者様のご希望により自由診療とさせていただいております。

当院では各種保険診療も行っております。

 

歯やお口のことでお困りの方はまずはやまもと歯科へご相談ください。

 

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