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※祝日がある週は水曜も診療します。
2021.02.23
こんにちは、やまもと歯科、歯科衛生士の槇です。
だんだんと暖かい日が増えてきましたね♪
皆様いかがお過ごしでしょうか。
今日は新型コロナウィルスのPCR検査の検体にもなっている「唾液」の役割についてお話ししようと思います。
わたしたちの口には毎日1000〜1500ミリリットルの唾液が分泌されています。
この唾液は大きく分けて耳のあたりにある耳下腺、顎のあたりにある顎下腺、舌の下にある舌下腺という唾液が出る管、唾液腺から分泌されています。
そんな唾液にはわたしたちの健康にかかわる重要な役割を担っています。
その中には食べたものの消化を助けたり、お口の中の乾燥を防ぎ殺菌•抗菌をしてバイ菌から守る役割、食べかすを洗い流す役割、歯を虫歯から守る再石灰化を促す役割などわたしたちが健康でいられるための大切な存在です🦷✨
今日はその中の1つ、「再石灰化」について少し詳しくご紹介します🪥
虫歯は歯の組織で非常に硬いエナメル質を溶かして進行し歯に穴を開けていきます。この事を脱灰といいます。
脱灰は食べ物を飲んだり食べたりする事で起こるのですが、脱灰によって溶けてしまった歯を修復するのが唾液に含まれるカルシウムイオンなどのミネラル分です。
このミネラル分によって脱灰によって失われたエナメル質を修復していきます。
これを再石灰化と言います。
こうした「脱灰」と「再石灰化」を日々お口の中では繰り返されているんです!
ですがこの再石灰化にも限界があります。
だらだら食べや、ちょっとずつでも食べる回数が多いと脱灰に対しての再石灰化が追いつかず、どんどん虫歯が進行していきます。
このような生活をしていると虫歯になるリスクが高くなってしまいます。
このバランスが保たれていれば虫歯にはなりにくくなります👏
私もだらだら食べや間食の回数は気をつけていきたいです✨