歯周病菌と虫歯菌は手を組んで悪さする??|福山市御門町の歯医者 やまもと歯科

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歯周病菌と虫歯菌は手を組んで悪さする??

2023.02.24

こんにちは!バラ公園🌹の近くにある、御門町のやまもと歯科です🌟

 

今回は、歯周病菌虫歯菌の違いについて説明します🦠🦷

虫歯菌も、歯周病菌も、どちらも歯の表面に、汚れや歯垢でできたバイオフィルムというネバネバを形成し、その中でいろいろな菌と一緒に暮らしています。

そのネバネバのヌメリで、歯ブラシや唾液の抗菌物質から守っています。

虫歯菌の作るバイオフィルムは成熟すると、酸が生じて、接している歯の表面からむし歯を起こします。

歯周病菌のつくるバイオフィルムは成熟すると、まわりにある歯茎に炎症を起こして、歯周病を起こします。

2つとも、バイオフィルムをつくり、成熟すると病気を起こすのは同じです!

しかし、住む世界が違うんです💦

虫歯菌の住む場所は、歯の表面。

歯周病菌の住む場所は、歯茎のスキマの歯の表面です。

この住み分けにも、理由があります!!

 

虫歯菌は、

酸素が好き♥

歯の表面は酸素が届きます。

酸性の環境を好む♥

自ら酸をつくります。

糖質が好き♥

歯の表面には、食べかすなどがたくさんつきます。

 

歯周病菌は、

酸素が嫌い!

歯茎の中は酸素が入り込みません。

アルカリ性の環境が好き♥

歯茎の中は、歯茎からしみ出る体液や炎症でアルカリ性になっています。

タンパク質が好き♥

血液に含まれるタンパク質や鉄が主食なので、歯の表面の食べ残しは食べません。

このように、生活環境は交わることはありません。両者が手を組んで悪さをすることではないです。ですが、お口の中が不潔だと、両方の菌が増えてしまうので、虫歯にも歯周病にもなりやすくなります。

 

住む場所が違うということは、歯ブラシで磨く場所も意識しないといけないですね!

歯の表面だけ磨けていても、歯周病菌は増えます。

逆も同じです。

どちらも退治をするために、やまもと歯科では、毛先の違う歯ブラシ2本使いをおすすめしております。

タフト歯ブラシで、歯の表面をきれいにし、システマ歯ブラシで、歯茎のスキマに酸素を入れこむように細かく動かして磨きます。🌟